厦門ストーンフェア レポート2018
カテゴリ: レポート
作成日:2018年03月28日(水)
今年で18回目を迎える国際ストーンフェアが中国福建省厦門で開催されました。20を超える国と地域から1000を超えるブースが出展されるさまは、毎年のことながら圧倒されてしまいます。
新しい石材との出会いを求めて会場をくまなく歩くのですが、魅力的な石に出会えるのは毎年1石種か2石種くらいです。今年もいくつか見かけましたので、丁場調査の後にご紹介したいと思いますのでご期待下さい。
フェアの会場では石だけでなく、石材用の機械や工具も多数出展されています。
そんな中からいくつかご紹介します。
チェーンソー型の岩盤切断機です。どのくらいのスピードで切断できるのでしょうか。
色調を自動で選別する機械です。濃淡を識別し分類ごとにシールを貼るとのこと。
本当に可能なのでしょうか。
石材用スキャナーです。大板サイズでも可能とのこと。スキャン性能が良ければ在庫管理等に利用できそうです。
衰退傾向にあると言われている中国石材業界ですが、新型の工作機械類を見ているとまだまだ捨てたものではないと感じます。
来年のストーンフェアでどんな石や機械に会えるでしょうか。今から楽しみです。